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2009年11月02日

憲法セミナー

はじめまして。
ぴーきちですface02
私は自分の考えを他人に伝えることがとても苦手なのですが、そんな私に訓練の場を与えて
くださったのだと捉え、これからいろいろ書き込んでいきたいと思いますので、どうぞ
よろしくお願い致しますm(_ _)m

さてさて、皆さん、10月最後の週末をいかがお過ごしでしたか?icon01
私は一昨日、知人に連れられて、群馬弁護士会が主催する「未来社会はどんな色?
~若ものたちの明日と日本国憲法のアツイ関係」というセミナーに参加しました。

第一部は、弁護士である伊藤真先生の「自分らしく生きるために ~もっと知ろう日本国憲法」
という講演でした。伊藤先生は「伊藤塾」という法律資格の受験指導校を主宰している一方で、
年間130回もの講演を精力的に行っているそうなのですが、お話はとても流暢であり、
わかりやすく自分の想いを伝えたいという熱心さが心に響きましたicon12
この講演で一番驚いたのは「憲法」と「法律」の違いです。
私は今まで、憲法や税法、商法などを総称して「法律」と呼ぶのだと思っていましたが、
「法律」とは、「国民の自由を制限して、社会の秩序を維持するためのものであり、国民に対する
歯止め」
であるのに対して、
「憲法」とは、「国家権力を制限して、国民の人権を保障するものであり、国家に対する歯止め」
であるから、本質的には、国民が憲法を守る義務は無いのだそうです。
税理士業務に携わり、丸6年。
日常業務において法律を扱う立場にありながらも、こんな基本的なことさえも知らなかったのだと
冷や汗をかきましたicon11

そして、第二部は中学生から大学生までの14名の若者と伊藤先生とのディスカッション。
事前に勉強会も開催していたようですが、若者たちが積極的に手を挙げ、発言する姿勢には、
頼もしく感じるとともに、自分ももっと成長せねばならないと奮い起こされました。

伊藤先生は講演の中で、憲法を学ぶには、相手の立場に立ち、イマジネーションを働かせることが
重要であると仰っていましたが、憲法だけに限らず、日常の中でも「相手の立場に立つ」ことは
とても大切だと思います。相手に対して押し付けになっていないか、相手が何を望んでいるかなど、
いかなる状況でも、気遣いをもって人に接することができるようになりたいと思いました。

『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書,2009)など、伊藤先生のご著書は多数出版されて
いますので、ご興味ある方は是非お手にとって読んでみてください。

                                           (ぴーきち)


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Posted by 朝日税理士法人 at 12:40│Comments(0)日記
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