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2009年01月05日

 昨年は、柿が大豊作であった。
私の寝室の窓のそばにある柿木も、その例外ではなかった。
 霜が降り、葉がすべて落ちた枝に、赤い柿の実が、青空をバックに美しく輝いていた。
柿の実は、あまく、マロヤカな美味しい果物である。
我が家では、毎朝、食卓にのり、食後の果物として、年寄り二人の口をうるおしていた。
その柿は、年末までに食べきれず、若干、枝についたまま越年した。
 新年になって、野鳥が、それに目をつけた。
冬が深まるにしたがい、野鳥の餌が乏しくなったのか?
私が、窓から観察しているのにも気がつかず、数メートル先の枝にとまり、夢中で口ばしを柿の実に突っ込んでいる。
赤い汁を口からこぼしながら、食べている。
 いじらしいその姿を観察すると、のこった柿はとれなくなった。
                                                    ( いだ )



Posted by 朝日税理士法人 at 10:20│Comments(0)
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