スタッフブログです

2010年09月16日

親父さん

今年の4月に義父が62歳で亡くなった。
18年にもわたるガンとの闘いの結末。4回の手術。
結婚の挨拶からちょうど1年と1ヶ月。
本当によくしてもらったと思う。

一般的にガン患者がやってはいけないこともおかまいなく何でもやってた。
ゴルフに連れてってもらった時、難コースによいスコアが出ず、でも「楽しかったです」と
答えたら、いいスコアが出なければもっと悔しがれと怒られた。
たとえ趣味であろうと誰よりもうまくなれと言われた。
ちなみに親父さんは70台でまわっていた。

葬儀のとき、弔辞で孫の顔が見られず…といわれ後から慌てて孫は最近できたことを伝えた。
孫が出来たことを誰にも言わなかったようだ。
孫をかわいがるのを人様に押し付けたくないと言っていたそうだ。
10日ほどではあったが、とてもかわいがってもらった。
亡くなる直前も体重が減ったことを気にかけていたようだ。
あとからわかったことだが、偶然にも親父さんのお母さんと同じ名前ということがわかった。

毎日、夕方になるとかなりお酒をのんで、家族にもきつくあたった。
でもそれはずっと死の恐怖と闘っていたのだ。18年も。
意外と家族も本人の気持ちはわかっているつもりでわかっていないところがある。
亡くなってからはじめてわかる。

親父さん、短い間でしたがありがとうございました。

でもゴルフは本当にうまかったですよ。

蕎麦ももっとうってもらいたかったです。



Posted by 朝日税理士法人 at 09:17│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
親父さん
    コメント(0)